日本郵便と三越伊勢丹ホールディングスは14日、総合カタログ通販事業の共同出資会社 JP 三越マーチャンダイジング(以下、JPMM)が創刊号カタログ、JPセレクト「誕生祭」を配布することを発表した。
JPセレクト「いいものベスト 200」「いい暮らし便」の後継カタログにあたる創刊号は、衣料品や服飾雑貨、健康用品、キッチン用品、アイデアグッズを取り上げた。16日から全国約2万局以上の郵便局と郵便局のネットショップで無料配布する。メインターゲットは、日頃から郵便局を利用している40代以上のシニア層だ。
カタログに掲載している商品の申し込み期間は、4月16日から6月30日まで、郵便局や郵便局のネットショップで受け付ける。発送は、4月25日から順次行なう。
JPMMは、互いの強みを生かした通販事業を展開することを目的に、2014年4月1日に設立。社名に伊勢丹が入っていないが、同社の広報担当者は、「もともと、三越伊勢丹HDとなる前から三越でカタログ事業を行なってきて、認知を得られているため」と説明する。
今後は、年に数回配布するJP セレクトのカタログの他、郵便局物販サービスや三越伊勢丹通信販売の既存事業を引き継ぎ、新規需要と合わせて有数の総合カタログ通販企業を目指す。
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