フォトグラファーやスタイリストなど、アーティストのマネジメント事業、プロダクション事業を行なうファムマネージメントプロデュース(FEMME management produce)と、レスリー・キーらが所属するスーパーソニック(super sonic)が合併し、6月1日付けでダブル(W)として業務を開始することが発表された。
1994年の立ち上げから20年を迎えたファムマネージメントプロデュースと、2004年からスタートし10年を迎えたスーパーソニック両社が合併。ダブルの代表取締役に尾留川祐子・現ファムマネージメントプロデュース代表、取締役副社長に鈴木一成・現スーパーソニック代表、取締役にファムマネージメントプロデュースの高橋邦子が就く。
「両社ともに、今後の成長・飛躍を期す上で、いま一度ファッションとは何か、モノづくりとは何かという原点に立ち返り、クリエーション面でのさらなる進化をめざすべきタイミングであるという思いで一致いたしました。FEMMEとsuper sonicの融合により、アーティストとマネージメントスタッフ、そしてご一緒させていただく皆様が作品ひとつひとつで『感動』を共有できるような新しいクリエーションを提供すべく、これまでにないクリエイティブカンパニーをめざしてまいりたいと思います(原文まま)」
鈴木一成・現スーパーソニック代表は、「節目の年を迎えるにあたり、現在のエージェントには発信する力が欠けていると考えた。クリエイターに頼りきりでマネージメントに固執してばかりいるのは時代に合わないし、自分たちも姿勢を改めるべきだと思った。先の10年について縦軸の可能性を考えた時、自分が以前マネージャーとして務めていたファムが頭に浮かんだ。ファッション、アート、エンタテインメントのジャンルで勝負してきた両社が組み、さらに力をつけ、可能性を広げたいと思う。」と、今回の合併についてコメント。ダブルとしての新たなプロジェクトにもすでに構想があるとのこと。「業界全体に対しての責任感が強まった。人材選定含め、マネージメントのシステムについて大胆に意識を変えたい」と続けた。
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