稲田朋美クールジャパン戦略担当大臣が7月9日、伊勢丹新宿店本館5階=ウエストパークで開催中の「ノザイナー・ソーシャル・イノべーション・デザイン−社会の問いにデザインで答えるノザイナーの取り組み」を訪問した。同展ではデザイン事務所のノザイナーが手掛けたプロジェクトを紹介すると共に、ブランディングを手掛けたプロダクトを展示販売している。
太刀川英輔ノザイナー代表は、内閣官房主催・第二期クールジャパンムーブメント推進会議(以下、クールジャパン)のコンセプトディレクターを務めており、稲田大臣に展示販売しているプロダクトを通して、日本の伝統産業やデザイン発信の状況を説明。太刀川代表は「日本もやっと、誇りを持ってデザインを発信し始めた」と述べ、日本の伝統産業の継承や社会との関連性を含めたデザインの重要性を語った。稲田大臣は「きめ細やかさなど日本の良い点を整理できないと思った時に太刀川代表に出会った。クールジャパン自体のデザインの必要性、ミッションを明確するべきだと提案され、第二期クールジャパンをデザインしてもらおうと思った」とコメント。同展は15日まで開催。7月12日、13日にはゲストを迎え太刀川代表とのトークショーも予定されている。