三陽商会の2014年12月期第2四半期(1?6月)の連結業績は、売上高が前年同期比104.8%の532億7000万円、営業利益が同158.9%の45億1500万円、経常利益が同147.2%の45億7000万円、純利益が31億7300万円(前年同期は1億6600万円の損失)になった。
3月は消費増税に伴う駆け込み需要の影響により、春物商戦が好調に推移した。なお、三陽商会は、バーバリーのライセンス契約が15年春夏シーズンで終了することと、ブルー・レーベルとブラック・レーベルについて新たなライセンス契約を締結したことによる影響は少ないと捉える。
消費増税による影響も和らぎつつあるため、14年12月期は、売上高は従来予想の1070億円から1093億円、営業利益は72億円から87億円、経常利益は75億円から89億円、当期純利益は42億円から55億円に上方修正した。