ファッション

サン・フレールがトッズ傘下の「フェイ」を導入

 「レ・コパン(LES COPAINS)」や「アンドレア・インコントリ(ANDREA INCONTRI)」を国内で輸入販売するサン・フレールは、イタリアブランド「フェイ(FAY)」の日本における独占輸入販売権とフランチャイズ権を取得した。2015年春夏から販売を開始する。メインターゲットは、40代を中心にイタリアのファッションを愛する都会的な男女。まずは、東京と大阪に1店舗ずつショップ・イン・ショップをオープンし、15年秋から本格的に全国の主要百貨店や商業施設への出店を進める予定だ。同時に、専門店への卸もスタートする。初年度の売上目標は、メンズとウィメンズ合わせて小売上代ベースで8億円。16年度に13億円、17年度に20億円をそれぞれ目指す。また、3年目をメドに東京に旗艦店のオープンも計画する。なお、今回の取得は、コンテンポラリー・ブランドのラインアップ強化の一環と見られる。
 
 「フェイ」は、1980年代にトッズグループの一事業として本格スタートしたブランドで、ウィメンズとメンズのウエアやアクセサリーを揃える。11年、「アキラーノ・リモンディ(AQUILANO・RIMONDI)」を手掛けるトマソ・アキラーノとロベルト・リモンディをクリエイティブ・ディレクターに起用。ここ数シーズンは、スヌーピーやウッドストックといったキャラクターを大胆にウエアにのせたり、鮮やかな色のコンビネーションを用いたりして、スポーティかつモダンなコレクションをミラノ・ファッション・ウィークで発表している。

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