オンワードホールディングスは8月18日、優れた商品開発や消費意欲を喚起する仕掛けを行なったスタッフを称える「2014年度上期オンワードグループ表彰式」を開催した。
同社が手掛ける全国の57ブランドの中から、14年度上期に特に貢献度の高いチーム(ブランド)に"ベストチャレンジ賞"を授与。また、オンワード樫山やチャコット、バスストップなどグループ20企業3479店舗の中から、売り上げで優れた成績を残したチームに"ファッションスタイリスト賞"を授与した。
当日は、ブランドの売り上げ・利益、競争力に優れた商品開発、単店舗の売り上げ拡大、特筆すべき開発に値する仕掛けなど4つの審査項目で上位に選ばれた4ブランドが"ベストチャレンジ賞"の優秀賞と敢闘賞を受賞した。優秀賞を受賞したのは「グレースコンチネンタル」のジョーゼット トップス、「ジョゼフ オム」のクールドッツ ジャケット。受賞について、「ジョゼフ オム」の商品部小林雅明は「機能性とファッション性で、商品の単品価値をアップしていきたい。これからも新しい価値を引き出せるよう努めたい」と語った。
"ファッションスタイリスト賞"について馬場昭典オンワード樫山社長は「消費税増税もあったが、その中で受賞したことは非常に価値のあること。店頭にお客さまが来てくれるのは、そこに行けば感動が生まれるからだと思う。ファッションは一律なモノではない。お客さまが新しい商品に挑戦したいと思う気持ちが、新たな需要を創造する。お客さまに幸せと夢を与えられるよう誇りをもって頑張ってほしい」と受賞者に語りかけた。