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サザビーリーグ×新潮社 神楽坂「ラカグ」を公開

 サザビーリーグは8日、東京・神楽坂に10月10日オープンする商業施設「ラカグ(la kagu)」を関係者に公開した。1969年に建てられた新潮社の倉庫を隈研吾建築都市設計事務所がリノベーションした2階建ての空間。1階にはウィメンズウエア、日用雑貨、カフェを設置。2階にはメンズウエア、家具、本に加え、ワークショップやトークショーを行うレクチャースペースを併設する。

 「ラカグ」はモードから日用品まで独自の目線でセレクトしたキュレーションストア。ウィメンズウエアのディレクションは、ユナイテッドアローズのウィメンズディレクターを務めた安藤桃代が担当。「マルニ(MARNI)」や「アクネ(ACNE)」、「J&M デヴィッドソン(J&M DAVIDSON)」などヨーロッパのブランドを中心としたセレクトだ。ターゲットは40?50代の大人の女性で、特にボトムの種類を豊富にそろえる。ほかにも、元「ウェアラバウツ(WHEREABOUTS)」のデザイナー福薗英貴が手掛けるサザビーリーグのオリジナルブランド「ネイル(NAILS)」など、幅広くラインアップする。なお、「ネイル」は、まずは「ラカグ」とエストネーション六本木で限定販売する。カフェスペースには、皆でシェアする食卓をイメージしたロングテーブルを設置。シャルキュトリー専門店「コダマ」の自家製ソーセージを使用したホットドッグをはじめとした食事やアルコールドリンク、鎌倉の「カフェ・ヴィヴモンディモンシュ」のコーヒーを提供する。

 メンズウエアのキュレーターは田中行太。オリジナルブランド「ハンドレッドソン(HUNDREDSON)」をはじめ、「ヤーモ(YARMO)」のワークコートやシャツ、「G.H.バス(G.H.BASS)」のローファー、「サウス2ウエスト8(SOUTH2 WEST8)」のバッグなど、定番アイテムを中心としたセレクトだ。家具は、北欧ビンテージショップ「ハルタ」がキュレーションした。

 ブックスペースには、新潮文庫100周年を記念して、3000冊の新潮文庫に加え、ブックディレクターの幅允孝が選書した本を販売。「ラカグ」のディレクターなど10人が10冊の本を選ぶ「<10×10>(テンバイテン?10人の選ぶ、10冊の本?)」コーナーも用意する。レクチャースペースでは、作家によるトークショーやワークショップを行う。11月からは、希少性の高い食材や珍しい食品を扱う「ラカグ マーケット(LA KAGU MARKET)」の開催も予定している。

■ ラカグ(la kagu)
住所:東京都新宿区矢来町67
営業時間:カフェ8:00?22:00(21:30ラストオーダー)、ショップ11:00?20:00

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