ギャップの、レベッカ・ベイ=エグゼクティブ・ヴァイス・プレジデント兼「ギャップ」クリエイティブ・ディレクターが退任した。同社はクリエイティブ・ディレクター職を廃止する。また、これまでイノベーション・デジタル部門を担当してきた同社ベテランのスコット・キーがシニア・ヴァイス・プレジデントに就任し、eコマースマーケティングを統括する。ブランドのクリエイション面はデザインチームが引き継ぐ。
昨年10月にグレン・マーフィー最高経営責任者(CEO)の退任とアート・ペック新CEOの就任を発表してから、同社では、要職の人事異動や退任が相次いでおり、eコマースなどのデジタル戦力に注力するビジネスモデルへとシフトしている。
退任したレベッカ・ベイは、H&Mでデザイナーを務めた後、2012年に「ギャップ」のクリエイティブ・ディレクターに就任し、ブランドのクリエイション手掛けると共に、エグゼクティブ・ヴァイス・プレジデントとしてマーケティングやコミュニケーションなども担当していた。