クロスプラスは、2016年1月31日付で連結子会社のヴェント・インターナショナルを解散し、ヴェント・インターナショナルが手掛ける109ブランドの「リズリサ」事業を15年10月に投資ファンドの希キャピタルパートナーズの子会社に売却する。譲渡価格は約3億円で、商標権は希キャピタル100%子会社のリズリサホールディングスに、商品の在庫などはリズリサホールディングス100%子会社のリズリサにそれぞれ譲渡する。
クロスプラスは2006年3月にリズリサを手掛けるヴェント・インターナショナルの株式の51%を約20億円で取得した。買収当時年商が50億円だったヴェント・インターナショナルを2年で約90億の年商の会社に成長させたが、15年1月期は経常損益が14億円の赤字、純損益が16億円の赤字と業績が低迷していた。