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「100%の女性が経験する」更年期症状 メノポーズ市場の成長に必須の3要素とは?

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米国で女性のメノポーズ(更年期)ケア市場が加熱している。国立衛生研究所が発表した研究によると、2030年までに12億人の女性が閉経周辺期または閉経期になると予想しており、美容やウエルネス、フェムテック分野で新たな更年期ケアブランドが続々登場している。一方で多くのブランド創設者らは、市場を前進させるためにはさらなるイノベーションが必要だと感じている。(この記事は「WWDJAPAN」2024年8月26日号からの抜粋です)

ウィメンズヘルスに特化したビタミンサプリメントブランド「オーポジティブ(O POSITIV)」の産婦人科医兼医療顧問であるジェシカ・シェパード(Jessica Shepherd)医師は、「更年期症状は100%の女性が経験するもの。女性が直面する可能性がある34の症状に対処しなければならない」と、更年期ケアの必要性を強調する。メノポーズ市場でブランドが成長するための要素に、専門家らは1.臨床試験済みの処方と商品、2.新たな販促方法、3.専門家による継続的な教育の3つを挙げる。「ブランドの数は急増したが、衰退し始めてもいる。その理由には、多くの商品が更年期の症状に十分に対処できていないことが挙げられる」とウィメンズヘルスデバイスを提供する「ジョイラックス(JOYLUX)」のコレット・コーティオン(Colette Courtion)創設者は指摘する。

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