ワールドは2013年から独占輸入販売してきた、米アーバンアウトフィッターズ社のウィメンズSPAブランド「フリーピープル(FREE PEOPLE)」の日本での店舗展開を終了する。旗艦店である原宿路面店は1月31日で閉店する。ルミネエスト店やららぽーとTOKYO-BAY店などの店舗はすでに撤退している。これで、日本からは「フリーピープル」の店舗が消えることになる。ワールドは経営再建中で、500店舗の退店やブランド閉鎖などリストラを敢行中だ。
フリーピープルはリチャード・へインが1970年に米ペンシルベニアにウエアや雑貨を扱う「The Free People's Store」としてオープン。これが後に「アーバンアウトフィッターズ」に改名された。80年代に入って、同店のオリジナルブランドとして展開を開始。2002年から単独ブランドとして路面店やショッピングセンター、ブルーミングデールズやニーマンマーカスなどの百貨店で販売している。自然をテーマにした柄やカラフルなボヘミアンテイストが人気で、雑貨やインナー類なども扱っていた。
なお、原宿店では31日までファイナルセールを開催中だ。