60年以上にわたる活動の中で、常に自らの表現方法を刷新続けてきた“稀有”な感性を持つ田名網敬一の作品群は、奇想天外で極彩色にあふれている。惜しくも生前最後の大規模回顧展となった同展では、虚実が入り混じった記憶の世界に誘われ、約500点の展示から田名網さんの“半生”を垣間見ることができる。現代の「越境者」ここにあり。合掌。(この記事は「WWDJAPAN」2024年8月26日号からの抜粋で、無料会員登録で最後まで読めます。会員でない方は下の「0円」のボタンを押してください)
PROFILE: 田名網敬一
展覧会「田名網敬一 記憶の冒険」
会期:2024年8月7日~11月11日
会場:国立新美術館 企画展示室1E
住所:東京都港区六本木7-22-2
開館時間:10:00~18:00 (金・土は20:00まで)※入場はいずれも閉館30分前まで
休館日:火曜日
通常チケット:一般2000円、大学生1400円、高校生1000円、中学生以下無料
展覧会の一部をレポート
田名網敬一の“記憶”をたどる!
第一章
初めて手掛けた金魚モチーフや米・芸術雑誌のベトナム反戦ポスターコンテストに入選したポスターなど60〜70年代の作品が並ぶ
第四章
定期購読についてはこちらからご確認ください。
購⼊済みの⽅、有料会員(定期購読者)の⽅は、ログインしてください。