ファッション

イケア渋谷が郊外店お馴染みの順路で巡る店舗に改装 世界初「イケア」ファンショップも登場

イケア渋谷は8月27日、リニューアルオープンする。同店は2000年に都心型店舗としてオープン。6月から約2カ月をかけて改装し、郊外店のように順路で巡る店舗に生まれ変わった。本国スウェーデンのアイデンティティーの一つである“色”にフォーカスし、フロアごとに色分け。グリッド模様は渋谷の街中に見られる建物の形やモチーフを採用している。1〜6階には、29のピニエット(家の中の一角をイメージした展示)を設置し、都心部の限られたスペースでの暮らしのインスピレーションになるような展示や予算に合わせた商品の組み合わせなどを提案する。

世界初や暮らしのヒントに溢れるフロア

軽食が楽しめるスウェーデンビストロがある1階には、世界初の「イケア」ファンショップとインテリアスタイルラボ(以下、ラボ)を設置。ファンショップでは、イケアカラーのブルーをテーマにしたロゴ入り商品やアイコン商品を提案する。ラボはLEDを搭載したスクリーンでイケアのインテリアデザイナーによる約50の部屋をインタラクティブに楽しめるようになっている。

2階は、大型店の倉庫をイメージした持ち帰りできる家具のコーナーをはじめ、展示品や返品などを50~70%引きで販売するサーキュラーマーケット、スウェーデンフードコーナー、会計エリアで構成。

3階がリビングルーム・ダイニングルーム、4階がキッチン、5階がオフィス、6階がベッドルーム、バスルームと部屋別の提案に変更した。各階では、ペルソナを想定し、閉米数に合わせたルームセット(家の中の部屋)でトータルコーディネート提案し、それぞれで使用する家具やインテリア、雑貨を販売する。7階は今まで通り、スウェーデンレストランだ。

ユニークな都心型ハブとしての渋谷店

イケア・ジャパンのペトラ・ファーレ社長兼チーフ・サステナビリティー・オフィサーは、「渋谷店は、ユニークなハブとなる都心型店舗。日本のより多くの人の暮らしのパートナーになれるように、“お手頃価格、サステイナビリティ、身近”を最優先にオムニチャネルリテーラーとして成長していきたい」とコメント。イケアでは、昨年末から約950点を値下げしている。今後も、より手頃な価格を実現するための投資を継続していくようだ。イケア渋谷店では約2700点を販売。リニューアルを記念し、特別メニューやノベルティの用意、イベントを開催する。

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