今年35周年を迎えた「パーリーゲイツ(PEARLY GATES)」は、コロナ禍以降のゴルフ人気を追い風に2年で30億円売り上げを伸ばすなど、絶好調が続いてきた。「マーガレット・ハウエル(MARGARET HOWELL)」や「ナノユニバース(NANO UNIVERSE)」を抑え、今やTSIホールディングスの屋台骨だが、2024年2月期の売上高は前期比5.7%減の161億円(「マスターバニーエディション」含む)と、ゴルフ市場全体と歩調を合わせるように減速。24年3〜5月期も、前年同月比6.9%減での着地だった。(この記事は「WWDJAPAN」8月26日号からの抜粋に加筆しています)
とはいえ、事業部は非常に前向きだ。「国内でも、(安売りなどで)ブランドを毀損させることなく、成長のためにやれることはまだまだある。同時に、パートナー企業とのタッグで先行している韓国に続くべく、中国や東南アジア事業も積極化している」と、岡田浩治パーリーゲイツセクション長は話す。
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