東京・原宿のユニオン トーキョーは8月31日〜9月16日の期間、手芸屋の「ユゲ ファブリック ファーム(YUGE FABRIC FARM)」のトランクショーを開催する。ユゲ ファブリック ファームが収集してきたビンテージ生地をはじめ、オリジナルのハンド型クッションやアパレルライン「ヘルス(HEALTH)」のアイテムを展示販売するほか、ユニオンのオーナー、クリス・ギブス(Chris Gibbs)がデザインした別注コレクションなどをラインアップする。
ユゲ ファブリック ファームは、古美術や骨董品、ビンテージウエアなどを扱う大阪の「エッセンシャルストア(ESSENTIAL STORE)」の生地部門として誕生。デッドストックやビンテージなどの生地にスポットを当てた、新しい概念の手芸屋として活動する。
今回のトランクショーに合わせて、広島・福山が産地となる藍染の備後絣(びんごがすり)の和布や、愛知・一宮の生地メーカーから“レスキュー(発掘)”した80年代のオーダーメイドスーツ用のデッドストック生地など複数の生地を使い、ユニオンのデザインに落とし込んだテーラードジャケット、半袖シャツ、パラシュートパンツの3型をそろえる。
このほか、ドーバー ストリート マーケットとユニオンとトリプルコラボしたアイテムや、「ナイキ(NIKE)」が70年代に日本で生産した長距離ランナー向けのランニングモデル“LD-1000”の復刻モデルを9月6日に先行販売する予定。