ファッション

「ユニクロ」がチャリティーTシャツを発売 マグナム・フォトの写真をプリント

ユニクロ(UNIQLO)」は9月20日、チャリティーTシャツプロジェクト「ピース・フォー・オール(PEACE FOR ALL)」と国際的写真家集団マグナム・フォトがコラボレーションした新コレクションを発売する。ラインアップは全3種、価格は各1500円で、サイズはXS〜4XLで用意する。

「ピース・フォー・オール」は、世界の平和を願い2022年6月に開始し、これまでに平和への願いを込めてデザインしたTシャツ400万枚以上を販売、その売り上げによる寄付額は12億円を超え、寄付金はパートナーシップを結んだ3団体(国連難民高等弁務官事務所 UNHCR、セーブ・ザ・チルドレン、プラン・インターナショナル)を通じて、世界各地で避難生活を強いられている人々の命を守る緊急人道支援や、紛争などの影響で困難な状況に直面する子どもたちへの支援などに充てられている。

今回、世界最高峰の写真家集団マグナム・フォトが「ピース・フォー・オール」に参加、会員のうち、写真家3人が寄付先団体の活動の拠点、ベトナムとルーマニア、エチオピアでの支援活動の瞬間を独自の視点で撮影した。同コレクションでは、マグナム・フォトが報道と芸術の融合で表現した作品63点から、厳選した写真をTシャツにして販売する。

3人の写真家が撮影

マグナム・フォト会長のクリスティーナ・デ・ミデル(Cristina de Middel)は、ベトナムで児童婚防止、学生寮の建設・衛生施設設備など行うプラン・インターナショナルの子供達の様子を撮影。前会長のオリヴィア・アーサー(Olivia Arthur)は、ウクライナから避難してきた子供達がルールーマニアのカウンセリング・ハブで遊んだり、ワークショップに参加したりする様子を撮影。

南アフリカ生まれのリンドグシェ・ソベクワ(Lindokuhle Sobekwa)が撮影したのは、 UNHCRが紛争や迫害により故郷を追われた人に、食糧、生活必需品、教育支援をしているエチオピアだ。支援活動の様子や、現地で暮らしている人々の写真をプリントした。

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