米国デニムブランド「シチズンズ・オブ・ヒューマニティ」は、2月4日付で日本法人シチズンズ・オブ・ヒューマニティ・ジャパンを設立した。日本法人は、米本国側が100%出資したもので、2013-14年秋冬シーズンから輸入販売を開始する。今後は卸販売に加え、直営店の開設を進め、デニムパンツから派生したアイテムを拡充。ライフスタイル型のブランドへ発展させる考えだ。また、2013年春夏までは、輸入卸のヤマツゥが販売を行なう。同ブランドは、年商5億円(小売りベース)の売上規模があり、日本での卸先は100店舗を超えている。同社の大滝秀一・社長は「3年後には10億円規模にしたい」と語り、開設を計画する直営店で、米国西海岸発の開放的なブランドイメージを訴求していく。現在は、約9割がウィメンズの売上高で、今後はメンズの商品バリエーションを広げながら、セレクトショップなどの販路を開拓する。定番のデニムパンツ(ウィメンズ)は2万円台後半〜3万円台前半で、2012-13年秋冬と比較し、価格は横ばい。売れ筋のスキニーデニムを軸に、ロールアップしたリラックス感のあるデニムも並べる。