ヤンマーは、ディレクターに滝沢直己を迎え、高級マリンウェアとファームウェア事業をスタートする。テレビCMの「ヤン坊マー坊」のイメージが強い同社だが、ヨット用エンジンで世界シェア6割を持つため、海外ではハイエンドな機械メーカーというイメージが強い。「周辺領域にも、機械同様にハイエンドな製品を供給する」(ヤンマー広報)狙いで、世界的に知名度の高い滝沢直己とタッグを組むことで、機能的でファッション性の高いマリン及びファームウェアをグローバルに展開する。
なお同社は昨年で創業100周年を迎え、今年度から新たなコーポレートブランディング戦略をスタート。全社のブランディングには、総合プロデューサーとして佐藤可士和が就任。また、「フェラーリ」などのデザインで知られる奥山清行が取締役に就任し、ヤンマーの全製品のデザインを手がける。