創業者にオマージュをささげる「ゼニア」の新たなアイコンジャケット“イル コンテ”

「ゼニア（ZEGNA）」は、創業者エルメネジルド・ゼニア（Ermenegildo Zegna）にオマージュをささげるジャケット“イル コンテ（IL CONTE）”を発表した。

同ジャケットは今季の“オアジカシミヤコレクション”の中核を成すアイテムであり、新たなアイコンの位置付けだ。丸みを帯びたシルエットが特徴で、日本国内では5色展開。首回りを心地よく包み込むスタンドカラーは、寝かせて着てもいい。

モデル名の“イル コンテ”はイタリア語で“伯爵”を指し、これは起業家、実業家にして慈善活動家でもあったゼニア創業者が北イタリアの自然保護区“オアジ・ゼニア（OASI ZEGNA）”を創出した功績により、伯爵の称号を授かったことに由来する。なお、オアジはオアシスを意味し、“オアジ・ゼニア”は「ゼニア」のインスピレーション源にもなっている。

9月5日にスタートした「ゼニア」の2024年秋冬シーズンキャンペーンでは、グローバルアンバサダーを務めるデンマーク出身の俳優マッツ・ミケルセン（Mads Mikkelsen）と中国出身の俳優ウー・レイ（Wu Lei）が「完全なトレーサビリティー（追跡可能性）を実現した」“イル コンテ”ジャケットを着用して、“オアジ・ゼニア”を巡るさまを伝える。

「ゼニア」は、1910年にファブリックメーカーとして創業。事業で成功を収めたゼニア創業者が29年、毛織物工場の周辺で開始した植林が、現在100㎢にまで広がった“オアジ・ゼニア”の原点となった。