瀧定大阪は5月7日から、コーポレートブランドとして「スタイレム」を導入する。名刺やHP、会社の印刷物には当面、社名とコーポレートブランドを並行して使用するが、香港やインドなど海外の新しい現地法人ではすでに「スタイレム」を社名として登録しており、「認知が進めば、一定期間を経て日本の本体も社名を検討する」(瀧隆太・社長)。また同日には、古くからの繊維問屋として知られる船場(大阪市中央区)から、本社を難波に移転する。同社はテキスタイル卸の日本最大手で、ルーツである瀧定は江戸時代の元治元年(1884年)創業の、繊維業界を代表する老舗商社。瀧社長は「テキスタイル事業に加え、ODM/OEMなど新事業も急速に拡大している。海外では同じルーツを持つ瀧定名古屋と混同される場合もあり、この機会にコーポレートブランドを策定し、新たなステージに入りたい」と語る。
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