ヴァンドームヤマダが「ツモリチサト」(エイ・ネット)とライセンス契約し、2013年春夏から「ツモリチサト ジュエリー」をスタートする。ブランドの人気モチーフ、ネコのほか、スカラップ模様やウエアで見られるカラフルな色使いなどをジュエリーに落とし込んでいる。素材はK10ゴールド、価格帯は2万〜3万円が中心。「3年越しの交渉でようやく了解を得た」とヴァンドームヤマダの山田潤・社長。「アナ・スイ」や「ジルスチュアート」など、同社が展開するライセンスアクセサリーを始め、これまでにあまりないテイストで、百貨店のアクセサリー売り場獲得を狙う。なお、初年度の目標は10〜20店だ。
また、同社はコスチュームジュエリー「ロバート・リー・モリス」の輸入販売も復活させる。80年代半ばから2000年ごろまで扱ってきたが、本国の資本が変わり、かつてのテイストを取り戻したことで、取引を再開する。コレクションラインはネックレスで8万円ほどするが、今回新たに“ソーホー”ラインを導入。1万円台中心で取り入れやすいものになっている。同時に同ブランドを傘下に収めた「ミリアム ハスケル」の百貨店でのコーナー展開などもスタートする。さらに同社は「ランバン オン ブルー」のアクセサリーも2013年春夏から手掛ける。「来年の40周年に向けて、飛躍を目指す」と山田社長は意気込む。