エスエスケイはこのほど、日本における「ヒュンメル」の商標権を獲得した。同社はすでにサッカーシューズを中心に「ヒュンメル」のライセンス商品を日本で展開しているが、「今後は子ども服やカジュアルなど、スポーツ以外の分野でも『ヒュンメル』ブランドを拡大していきたい」(佐々木恭一・社長)と意欲を語った。ヒュンメルインターナショナルのソーレン・シュライバー最高経営責任者(CEO)は、「エスエスケイとは20年にわたりパートナーシップを結んできた。インターナショナルでは年率20%で拡大しており、日本とは今後、デザインや商品開発の面でも提携していきたい」という。
「ヒュンメル」はデンマークに拠点を置くスポーツウエアブランドで、世界で初めてスタッド付きスパイクを開発したことで知られている。サッカー、ハンドボールなどのアスレ分野に加え、ファッション性の高いスポーツシューズなどにも力を入れている。