ファッション

レナウン、今秋デビュー予定の新業態「カリス」を中止

レナウンは31日、今秋デビューを予定していた婦人服の新業態「カリス」を中止すると発表した。「出店を目指し、商業施設や百貨店などの得意先と交渉を続ける中で出店要請もあったが、諸条件などが一致せず展開がまとまらなかった」(同社)ことが理由。デビューを半年先延ばしすることも検討したが、新ブランドとしての鮮度が失われることを懸念して中止を決めた。

「カリス」は30代の働く女性を対象にしたストア業態として開発され、25〜30坪の売り場にオリジナルブランド「ホリー ペレッティ」と「ガブリエル アンダム」のウエアのほか、インポートの雑貨などを揃えて、ファッションビルや百貨店に出店する予定だった。3月にバイヤーやプレスに向けた展示会を開き、2〜3年後に店舗数を20店、売上高を25億円にする構想を発表していた。同業態は休止にするが、同社では引き続き新業態開発を継続していくという。

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