楽天マーケティングは8月12日、米シアトルを拠点とするデジタル・マーケティング・サイトのポップショップスを買収した。買収金額は不明。ポップショップスは楽天ポップショップスと名称変更するが、シアトル本社の従業員はそのまま留まる。
ポップショップスは2006年に、広告主や企業が消費者に最新製品情報やクーポンを提供するためのデジタル・マーケティング・サイトとして設立された。楽天によると、4000以上の広告主と2万5000以上の企業がポップショップスのサービスを利用しているようだ。同サイトは、比較ショッピングサイト、クーポンサービス、ブログ、ロイヤルティ・プログラムなどがあり、楽天のデジタル・マーケティング・ツールを補足する形になる。
楽天マーケティングは日本のインターネットサービス企業である楽天の一部で、日本国外でのeコマース拡大を図ってきた。同社は楽天USAを通じて10年にカリフォルニアを拠点とするバイ・ドット・コムを2億5000万ドル(約240億円)で買収。また、SNSのピンタレストへも1億ドル(約96億円)出資している。
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