ファッション
特集 サステナブルアパレルの作り方

「CFCL」に聞くサステナビリティの現在地 「日本の素材は別格だが、国際認証取得が課題」

有料会員限定記事

日本のアパレルとサステナビリティ、と聞いて多くの人が思い浮かべるのが「シーエフシーエル(CFCL)」だろう。2020年2月に設立し、22年7月に日本のアパレル初となるBコープ認証を取得。24年2月にはパリ公式スケジュールで初のランウエイショーを開くなど、国内外に市場を広げている。特にサステナビリティの観点から彼らがこの4年半で選択してきたこと、抱える課題を高橋悠介「CFCL」代表兼クリエイティブ・ディレクターに聞いた。

素材の78.9%がリサイクルポリエステル

WWD:定期的に公表している「コンシャスネスレポート」によると、現在使用している素材の78.9%がリサイクルポリエステルで、キュプラ、オーガニックコットンと続く。以前、「主な素材は10種類程度」と話していたが、それは引き続き?

高橋悠介「CFCL」代表兼クリエイティブ・ディレクター(以下、高橋):秋冬はウールなどが加わり比率が変わるが、基本10種類ぐらい、その9割を継続して使っている。主軸はリサイクルポリエステルで、一番多いのは最初から使用している帝人フロンティアの「エコペット(ECOPET)」だ。

この続きを読むには…
残り4017⽂字, 画像3枚
この記事は、有料会員限定記事です。
紙版を定期購読中の方も閲覧することができます。
定期購読についてはこちらからご確認ください。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

東京デザイナーは”らしさ”を超越する

「WWDJAPAN」9月16日号は、2025年春夏の「楽天 ファッション ウィーク東京(Rakuten Fashion Week TOKYO)」をはじめ、東京デザイナーたちの最新コレクションを特集します。9月2日から7日にわたって開催した「東京コレクション」では、フィジカル発表とデジタル発表を含めて、全33のブランドが参加しました。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。