スマートフォンを使った共通来店ポイントサービス「スマポ」を運営するスポットライト(東京、柴田陽・社長)が、10月初旬に楽天の完全子会社になった。楽天による買収金額は非公表。
スポットライトは、2011年9月から国内初の来店自動検知型の共通ポイントアプリ「スマポ」の運営を行なってきた。現在までアパレル、商業施設、百貨店、スーパーマーケットなどの小売店舗を中心に、約700ヵ所、約90ブランドに加盟店を拡大している。ユーザーは「スマポ」の提携店舗に行くと、商品の購入に関係なく、チェックインだけでポイント(1ポイント=1円)を獲得できるのが特徴だ。その後、貯めたポイントは、加盟店が発行する商品券や食事券と交換して利用できる。
今後は約8500万人の楽天会員の基盤を活用して「スマポ」の提携加盟店舗へ送客力を強化し、加盟店の拡大を図っていく。また、加盟店に提供している来店検知プラットフォームを活用し、楽天会員を実店舗へ送客する新たなサービスも検討している。
柴田・社長は、「今後は集客手法から店内体験まであらゆる側面でお買い物体験を革新すべく、更にサービスを進化させ、質・良ともに圧倒的な価値を加盟店さまならびにユーザーさまに届けたい」とコメントしている。
【関連記事】
■「スマポ」が銀座、有楽町、丸の内界隈で「ショッピング応援キャンペーン」を実施
■「原宿ショッピング応援キャンペーン」が開催、公式サポーターは「ユーチューブ」人気No1のヒカキンに