ファッション

日鉄住金物産が子会社設立、「ラドリー ロンドン」の輸入事業拡大へ

 日鉄住金物産は、1998年に創業したイギリス・ロンドンのハンドバッグ&レザーグッズ・ブランド「ラドリー ロンドン(RADLEY LONDON)」の輸入事業の拡大を図るため、ブランドの管理や販売を行なう100%出資の子会社「ローウェルコーポレーション(THE LOWELL CORPORATION)」を設立した。

 同社の社長に就任した日鉄住金物産繊維カンパニーの山内秀樹=SCM・事業開発部部長兼イーグルリテイリング取締役は、「2011年8月に同ブランドを日本に導入し、百貨店やSCを中心に拡大してきた。現在は全国に7店舗構える。来年は一気にショップ・イン・ショップを5店舗オープンする予定だが、路面店の出店は未定。3年後をめどに年商30億円を目指す」と語った。

 また、ザヴィエ・シモネ=ラドリー最高経営責任者は、「『ラドリー ロンドン』は、"アフォーダブル・ラグジュアリー(手に届くラグジュアリー)"だ。上質な素材を採用しているにも関わらず、価格帯は3万〜4万円で、30代の女性を中心に人気を獲得する。売れ筋アイテムで、1万円前後の『ポケットバッグ』(写真)は、99年にローンチして以降、世界で300万個以上を販売してきた。日本の女性にも、日常生活を彩るカラフルなデザインと機能性を兼ね揃える『ラドリー ロンドン』のバッグを一層広めていきたい」とコメントした。

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