「ミラ・ショーン(mila schon)」は、クリエイティブ・ディレクターにイタリア人デザイナーのアレッサンドロ・デ・ベネデッティを指名し、契約を交わした。ベネデッティは、すでに9月に発表した2014年春夏コレクションのコレクションピースも手掛けていたが、以降はプレやメイン・コレクションのコマーシャルピースのクリエイション、ライセンスブランドの監修など、ブランド全体のクリエイションについて陣頭指揮を執る。
ベネデッティはミラノでアートやファッション、イラストを学んだ後、パリの「ミュグレー(MUGLER)」でアシスタントとして働き、02年に自身の名前を冠したブランドでデビュー。パリのレクレルールなどに洋服を卸していた。「僕のスタイルを通して、ブランドを世界に知らしめたクチュール・スピリットを再構築する」とコメントしている。