ファッション

オンワードがライフスタイル型新業態「シェアパーク」、来春から出店開始

 オンワード樫山は、大人のカジュアルスタイルを提案する新ブランド「SHARE PARK(シェアパーク)」の1号店を来春、首都圏の商業施設に出店する。審美眼を持った36歳の女性と男性をイメージターゲットに設定。標準店舗は100坪前後で、ウィメンズ・メンズ・キッズのアパレル、下着、生活雑貨、化粧品、文具などを揃えたライフスタイル型業態として運営する。ショッピングセンターやファッションビルなどを中心に出店し、環境によってはカフェスペースを併設する。ブランド開発にあたっては初期段階からアートディレクターの森本千絵が参画し、店舗は建築家の谷尻誠、プロデューサーの関口正人が手掛ける。2015年春をメドに代官山に旗艦店の出店を計画。18年2月期には店舗数40店、売上高(小売りベース)60億円を目指す。

 アパレルはフランスの上品さとアメリカのカジュアルを融合した、大人のデイリースタイルを志向する。素材や仕立てを始め高品質を追求しながらも、中心価格はシャツ・ブラウスで7900円、カットソー4900円、ワンピース1万2000円、パンツ9250円、スカート8900円と値ごろ感を持たせた。商品構成はウィメンズ60%、メンズ30%、キッズ3%、生活雑貨7%を想定。8割がオリジナル、2割が国内外からの仕入れ品になる。オンワードグループ内のブランドとの協業による独自商品も充実させる。

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2025年春夏ウィメンズリアルトレンド特集 もっと軽やかに、華やかに【WWDJAPAN BEAUTY付録:2024年下半期ベストコスメ発表】

百貨店、ファッションビルブランド、セレクトショップの2025年春夏の打ち出しが出そろった。ここ数年はベーシック回帰の流れが強かった国内リアルクローズ市場は、海外ランウエイを席巻した「ボーホー×ロマンチック」なムードに呼応し、今季は一気に華やかさを取り戻しそうな気配です。ただ、例年ますます厳しさを増す夏の暑さの中で、商品企画やMDの見直しも急務となっています。

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