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スギ薬局がカラーズと共同開発 ペプチドに着目した“発酵エイジングケア”のPBブランドが誕生

スギ薬局は11月4日、オーガニック・ナチュラルコスメメーカーのカラーズと共同開発したプライベートブランド(PB)「ドリップチューン(DRIP TUNE)」の販売を開始する。エイジングケアブランドとして始動し、“発酵ローション”(150mL、1628円)“発酵エマルジョン”(120g、1738円)“発酵クリーム”(50g、1958円)をラインアップする。全国のスギ薬局店舗で取り扱う。

商品開発では、ペプチドに着目。多種多様で微細なペプチドを含有できる原料と菌種と製法の組み合わせを探求し、独自の成分“玄米麹発酵液”を開発した。「ペプチドは高価な成分。ただ多く配合すると商品の価格が高くなってしまう。多くの人の手に届きやすい価格でペプチドを多数配合した商品を提供するため、今回は発酵の技術を採用してペプチドを生成した」(商品開発担当者)。

“玄米麹発酵液”は、玄米を120時間熟成し、超微細化された浸透性の高い189種のペプチドを含む約900種のスキンケア成分に生まれ変わらせた成分となる。ブランドのキー成分として配合し、肌の潤いやハリ、透明感、艶を呼び覚まし、活力感ある肌へと導く。

最初のステップとなる“発酵ローション”は、「攻め」の姿勢を重視して処方した。レチノール、ナイアシンアミド、ビタミンC、ビタミンE、シャクヤクなどを多数配合し、“玄米麹発酵液”の効果の最大化を図る。

最後のステップとなる乳液の“発酵エマルジョン”とクリームの“発酵クリーム”には、「守り」の成分としてツボクサ、甘草を重点的に配合した。潤いと透明感のある肌環境をサポートする。

カラーズがドラッグストアと組む理由

カラーズは、マツモトキヨシともプライベートブランド「アルジェラン(ARGELAN)」を共同開発しており、ドラッグストアとの協業に積極的な姿勢を示している。「ドラッグストアは地域ごとの美容や健康を司る素晴らしい場所だと思っている。そこにわれわれが最高の商品を届けることで、より多くの人の幸せにつなげていきたい」とカラーズの橋本宗樹社長は話す。

同社は「本当に効果があるモノづくり」を重視しており、今後も思いが一致する会社と協業していく意向だ。

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