ファッション

ナノ・ユニバースが初の飲食業態

 セレクトショップのナノ・ユニバースが4月、初となる飲食業態「ナノ・ユニバース ジ オークフロアー」を東京都渋谷区神南にオープンする。既存の1階アパレルショップ脇にブーランジェリーのテイクアウトスタンド、現在、ナノ・ユニバース東京店の3階にイタリアンレストランを構え、東京店をライフスタイル複合施設としてリニューアル。イタリアで修業経験を積んだシェフや、15年のキャリアを持つパン職人を起用し、本格的なレストラン事業に乗り出す。完全自社運営によるもので、これまでのブランディングのノウハウやショップの世界観を凝縮させる。
 
 コンセプトは「居心地の良い特別な空間」。セレクトショップと同じ"ヨーロピアン・トラディショナル"の世界観を踏襲し、どことなくヴィンテージ感や重厚感のある内装インテリアとともに、壁面には大型マルチモニターを配置。高解像度の4Kディスプレーを採用した、幅約8mに及ぶ迫力の大画面だ。クラシックな佇まいと最新のテクノロジーを融合した約280�uの店内に、約50席を用意する。ゆったりと食事を楽しめるソファ席や、ブーランジェリーを並べたウィンドーの横にはカウンターも設置予定だ。料理はパスタ料理をメインとするイタリア創作料理で、4000?8000円のコースも用意(ドリンク別途)。ドリンクは100種を超えるワインをラインアップする。パンなどの軽食のほかスイーツも揃えるなど、メニューのバリエーションも豊富だ。
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