ファッション

クロカンが中国・ホルチン砂漠で日中社員による緑化活動

 クロスカンパニーは、CSR活動の一環として中国・内モンゴル自治区のホルチン砂漠で日本と中国の店舗社員ら約30人の参加による緑化活動を4月8日と9日に行なった。450本のポプラを植樹するとともに、過去に植樹したポプラや松を剪定した。日中のスタッフが一緒に緑化活動する初めての試み。中国法人クロスチャイナでスーパーバイザーを務めるリー・ペイチュンさん(31)は「実際に現地で日本のメンバーと共に緑化作業をして得るものが多かった。中国の社員やお客さまにこの活動の意義をもっと知ってもらえるように努力したい」と話した。企業の社会貢献活動に対する意識を日本人スタッフだけでなく中国人スタッフにも浸透させ、ブランドや企業価値の向上にもつなげる。

 同社は2009 年から主力ブランド「アース ミュージック&エコロジー(earth music&ecology)」で消費者が対象商品を1点購入すると、砂漠化が進行している中国の乾燥地帯に1本の苗木が植えられる「ワン ツリー プロジェクト」を実施してきた。NGO法人緑化ネットワーク及び社員参加の緑化活動を通じて、これまでに2万8100本を植樹した。契約する50haの土地で緑化活動を行ない、10年をかけて「アースの森」を作る。

【関連記事】
クロスカンパニー、「エコクリーナーズ」を2都市同時開催

EARTH MUSIC&ECOLOGY x ビジネスの記事

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

疾走するアシックス 5年間で売上高1.8倍の理由

「WWDJAPAN」11月4日号は、アシックスを特集します。2024年度の売上高はコロナ前の19年度と比べて約1.8倍の見通し。時価総額も2兆円を突破して、まさに疾走という言葉がぴったりの好業績です。売上高の8割以上を海外で稼ぐグローバル企業の同社は、主力であるランニングシューズに加えて、近年はファッションスニーカーの「オニツカタイガー」、“ゲルカヤノ14”が爆発的ヒットを記録したスポーツスタイル…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。