クロスカンパニーは、CSR活動の一環として中国・内モンゴル自治区のホルチン砂漠で日本と中国の店舗社員ら約30人の参加による緑化活動を4月8日と9日に行なった。450本のポプラを植樹するとともに、過去に植樹したポプラや松を剪定した。日中のスタッフが一緒に緑化活動する初めての試み。中国法人クロスチャイナでスーパーバイザーを務めるリー・ペイチュンさん(31)は「実際に現地で日本のメンバーと共に緑化作業をして得るものが多かった。中国の社員やお客さまにこの活動の意義をもっと知ってもらえるように努力したい」と話した。企業の社会貢献活動に対する意識を日本人スタッフだけでなく中国人スタッフにも浸透させ、ブランドや企業価値の向上にもつなげる。
同社は2009 年から主力ブランド「アース ミュージック&エコロジー(earth music&ecology)」で消費者が対象商品を1点購入すると、砂漠化が進行している中国の乾燥地帯に1本の苗木が植えられる「ワン ツリー プロジェクト」を実施してきた。NGO法人緑化ネットワーク及び社員参加の緑化活動を通じて、これまでに2万8100本を植樹した。契約する50haの土地で緑化活動を行ない、10年をかけて「アースの森」を作る。
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