スコットランド・アイラ島のウイスキーブランド「アードベッグ(ARDBEG)」は、2004年に販売終了した“アードベッグ 17年”を復活させ、9月25〜27日に会費無料のファンクラブ“アードベッグ コミッティー”で抽選販売を行う。アルコール度数は40度で容量は700mL、価格は3万800円。
“アードベッグ 17年”はピートが強く、スモーキーでありながら繊細な甘さと高い品質で知られるシングルモルトウイスキー。世界130カ国18万人のコミッティーメンバーを抱えるウイスキー界のカルト的存在だ。エレガントながら海のしぶきを感じるフレッシュでクリーンな香りとクリーミーなテクスチャー、アニス風味のトフィー、カフェラテ、フェンネルが調和した、デリケートで個性的な味わいが特徴で、世界中の“アードべギャン(熱狂的な「アードベッグ」の愛好家)”に支持され続けてきた。1996年に生産停止したアードベッグ蒸留所は、97年にグレンモーレンジィ社によって創業を再開。今回の復活は04年に販売を終了して以来、20年ぶりとなる。
本商品の復活を指揮したアードベッグ 最高蒸留・責任者のビル・ラムズデン(Bill Lumsden)博士は、当時の味わいを再現するため、発売当時の“アードベッグ 14年”と同じ40度でボトリングを行った。
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9月11日に行われた記念イベントにはビル博士とシングルモルトアンバサダーのロバート・ストックウェル(Robert Stockwell)が登壇。商品復活のストーリーを語りながら、“アードベッグ 17年”“アードベッグ 10年”のテイスティングを行った。