スウェーデン発のアウトドアブランド「フェールラーベン(FJALLRAVEN)」は、日本におけるディストリビューター契約をワイエスインターナショナルと結んだ。2015年春夏から世界的に人気を集める"カンケンバッグ"などのバッグに加え、メンズとウィメンズのアパレルの輸入販売を行なう。主要なウエア45型は、アジア人向けのフィットを用意。既存の取り扱い先に加え、アウトドアショップなどへの販路拡大を目指す。なお、ワイエスインターナショナルは、「ローク(LOAKE)」や「センシ(SENSI)」「ウィーエスシー(WeSC)」などを輸入販売しており、15年春夏からはフランス発の「ケイウェイ(K-WAY)」の取り扱いも開始する。「日本では"カンケンバッグ"のイメージが強いが、シンプルで長くじっくりと使ってもらえるアウトドアウエアやバッグという『フェールラーベン』の世界観を伝えながら、アウトドアブランドとしての認知度を高めていきたい。ほかの取り扱いブランドとの複合店をまず出店し、2016年までには『フェールラーベン』の旗艦店をオープンしたい」と伊藤和彦ワイエスインターナショナル代表取締役。
現在は、大阪に本社を構えるエスエスケイ傘下のSSKエンタープライズが「フェールラーベン」の国内総代理店として、インポート商品の販売およびライセンス商品の生産・販売を行なっている。同ブランドとのライセンス契約は8月、ディストリビューター契約は15年2月に終了予定。同社が運営する直営店のウォークポイントでは3月以降もインポート商品の取り扱いを継続するという。