ファッション

「ティンバックツー」が総合バッグブランド化を推進 日本でインショップとコーナー展開を強化

 伊藤忠ファッションシステムは、同社が日本で取り扱うアメリカのバッグブランド「ティンバックツー(TIMBUK2)」の総合バッグブランド化を推進する。現在はメッセンジャーバッグが売り上げの約7割を占めるが、2015年春夏からはバックパック、ラゲージ、ビジネスバッグ、ウィメンズ向けのアイテムを拡充していく。また、インショップやコーナー展開を強化。今年中に10ヵ所、15年に30ヵ所、16年に50ヵ所規模に増やし、17年には売上高10億円(小売りベース)を目指す。将来的には直営店の出店も検討しているほか、企業向け別注や個人向けカスタムオーダーの受け付けを開始する予定だ。

 
 「ティンバックツー」は1989年、アメリカ・サンフランシスコでバイクのメッセンジャーだったロブ・ハニーカットが立ち上げた。設立25周年を迎えた今年、北米では次々と直営店を出店し、直販の強化を図っている。年内に8店、3年以内に20店まで増やす予定だ。また、6月には、世界的にアップルのオンラインストアでのバッグの販売をスタートした。

関連タグの最新記事

ファッションの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

付加価値の原動力「ホスピタリティー」特集 LVMHジャパン社長や百貨店外商、トップ販売員らの定義は?

1月13日発売の「WWDJAPAN」は、ホスピタリティーを特集します。品質だけでの差別化が難しくなっている時代、ファンを獲得して育むにはコトのレベルアップが欠かせません。特に知的好奇心や探究心が強い次世代富裕層や、リアルの価値を知り渇望するZ世代、独自の体験を求めて来日するインバウンドら、ファッション&ビューティ業界が注目する消費者を獲得するには、ホスピタリティーについて考え、モノの購買を付加価値…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。