東急不動産は11月28日、代官山駅入り口交差点の「代官山ラヴェリア」跡地に、新たな商業施設「テノハ代官山」を開業する。総店舗面積は約1980平方メートルで、雑貨のショールーミングストアや3Dプリンターなどを設置したコ・ワーキングスペース、レストラン、カフェを導入する。ショールーミングストアでは、コ・ワーキングスペースの入居しているクリエイターが3Dプリンターで制作した作品も販売するなど、ビジネスとライフスタイルの新しいコンセプトを実践する場になる。
ショールーミングストアは、トレーサビリティにこだわった雑貨・インテリアのECサイト「スタイルストア」を運営するエンファクトリーと共同で運営。「スタイルストア」で扱う雑貨やインテリア、家具など5000アイテムの一部を展示・販売するなど、ECサイトと直結した店舗運営を行う。
「テノハ代官山」は今後、「旧東急代官山アパートメント」跡地にも新たな施設のオープンを予定しているが、いずれも5年限定の施設で、5年後には施設全体の建て替えを検討している。