ファッション

新星IS:SUE×「マックス アンド コー」 自由なスピリットでまとうフューチャリスティックな世界

気鋭のデザイナーとアーティストたちのコラボレーションによる「マックス アンド コー(MAX&CO.)」の“アンド コラボレーション(&Co.LLABORATION)”シリーズ。イギリス人デザイナー、リチャード・クイン(Richard Quinn)を迎えた2024年秋冬は、1960年代のSF映画や人工知能がインスピレーションソースだ。着こなすのは、注目のガールズグループのIS:SUE(イッシュ)。ドラマチックなルックの数々を、今年6月にデビューを果たした彼女たちのフレッシュなストーリーとともに紹介する。

YUUKI

素材のコントラストを味方に、
クールなアティチュードを加速

YUUKI(ユウキ)の着こなしは、表面にしわ加工を施したパテントレザーのジャケットとミニスカートが主役。クールなセットアップスタイルに、カジュアルなTシャツでモダンなツイストをプラスした。定番のロゴTシャツは、クインらしい鮮烈な花柄でアップデート。そろいのハイネックカットソーとロンググローブとのレイヤードで、1990年代を思わせるエッジーなコーディネートに仕上げた。
ジャケット6万500円、Tシャツ2万9700円、ハイネックカットソー(ロンググローブ付き)2万9700円、スカート2万9700円、ベルト2万8600円、パンプス7万2600円/以上マックス アンド コー(マックスマーラ ジャパン)、その他スタイリスト私物

RIN

指先までドラマチックに彩る、
ローズプリントの引力

大ぶりなバラの花が描かれたハイネックカットソーに身を包むRIN(リン)。テクニカルジャージー素材で、ロンググローブとセットでコーディネートが楽しめる。どちらのシルエットもタイトで、セカンドスキンのように体にフィットするのが特徴だ。黒が基調の着こなしに甘さのないライラックのシューズとバッグを合わせ、ソリッドなエッセンスを加えた。
ハイネックカットソー(ロンググローブ付き)2万9700円、パンツ5万600円、パンプス6万2700円、バッグ3万1900円/以上マックス アンド コー(マックスマーラ ジャパン)、その他スタイリスト私物

NANO

ビジューとエコファーが競演、
近未来的レトロガール

花モチーフのボタンがどこかポップな表情のコートを、ミニドレス感覚で装うNANO(ナノ)。インに重ねたサイケデリックなハイネックカットソーもあいまって、気分は60年代のレトロフューチャー。そこへ、たっぷりとしたボリュームが魅力のエコファーコートをさらに重ねた。ボタンや襟元にあしらったビジューのきらめきとも共鳴し合う、ラグジュアリーなスタイルが完成。
エコファーコート14万1900円、ジャケット9万200円、ハイネックカットソー(ロンググローブ付き)2万9700円、スカート3万9600円、パンプス6万2700円/以上マックス アンド コー(マックスマーラ ジャパン)、その他スタイリスト私物

RINO

クチュールの繊細さをたたえた、
モダンガールの横顔

RINO(リノ)は、スパンコール刺しゅうの花模様が一面に広がるチュールをテクニカルジャージーの上に重ねたドレスで登場。60年代のクチュールをイメージしたデザインの一着で、襟や袖口にもマクラメレースの花々が。そのデリケートな持ち味とは対照的に、バッグは存在感をアピールした。ナッパレザーを使用した「マックス アンド コー」の定番バッグ“アッブラッチョ(Abbraccio)”特大バージョンをセレクト。
ワンピース7万2600円、ハイネックカットソー(ロンググローブ付き)2万9700円、バッグ6万2700円/以上マックス アンド コー(マックスマーラ ジャパン)、その他スタイリスト私物

果てしなき可能性を秘めた4人が奏でる、
変幻自在な未来

IS:SUE:(イッシュ)日本エンターテインメント界において過去最大級のサバイバルオーディション番組、初のガールズ版「PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS」から新たに誕生したRIN、NANO、YUUKI、RINOによる4人組ガールズグループで、今年6月にメジャーデビュー。グループ名には「常に注目や話題性(ISSUE)を持って人々を魅了する、魅力的で”異種"な存在」という意味が込められている。同月にはデビューシングル「1st IS:SUE」をリリース
YUUKI着用 ブーツ8万8000円/以上マックス アンド コー(マックスマーラ ジャパン)
「常に注目や話題性(ISSUE)を持って人々を魅了する、魅力的で“異種”な存在」という意味をその名に込めて、今年6月にデビューしたIS:SUE。日本エンターテインメント界において過去最大級のサバイバルオーディション番組、初のガールズ版「PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS」をきっかけに出会ったNANO、RINO、YUUKI、RINの4人は、デビュー前から注目を集め、SNSのフォロワー数はグループ結成からすぐに50万人に到達した。「私たちの強みは、いい意味で全員が違うこと。ルックスも、キャラクターも、得意分野も。そういうメンバーが集まっているからこそ、手を伸ばせる世界がたくさんあるはず。そう信じています」(NANO)。歌やダンスと並んで、ファッション界からのラブコールもすでに続々。今回のシューティングでは、一人一人がテイストの異なるルックをまとい、それぞれが自身の魅力をアピールしてくれた。これまで夢に向かって挑み続け、自らの力で道を切り開いてきた彼女たち。そのエネルギーが、リチャード・クインのクリエイションと共鳴し合う。「メンバー全員がファッションが好きで、私自身は小学生のころモデルになるのが夢でした。以前は自分が見る側の世界に立っていましたが、今は常に何かを学んで吸収しているような毎日です」(RIN)。4人の新たな挑戦は、まだ始まったばかり。これからの活動に、どんなビジョンを抱いているのだろうか?「今は情報が溢れ、いろいろなことが可視化されている時代。だから、芯のある人でありたい。『私はこうだ!』『これがいい!』って言えるようでありたいですね」(YUUKI)。「先にNANOが言ったように、私たちは一人一人個性が違うグループ。そう、まさに“異種”な存在。どんなジャンルでも360度全方位にアプローチしていけると信じています。それが私たちの独自のパワーなんです」(RINO)。クールでパワフル、そして意志のあるその持ち味。今度どんなふうに花開いていくのか、目が離せない。

過去を探究し未来を見つめる、
革新的な“MAi.”カプセルコレクション

最新のテクニカルな素材や加工を取り入れた今回のカプセルコレクションは、その名も“MAi.”。リチャード・クインが描いたのは、1960年代のキッチュなSF映画のムードやスペースエイジスタイルに、人工知能によって形作られた近未来的な美学がクロスオーバーする世界観だ。クインが得意とする大胆な花のプリントを引き立てながら、70年代風のサイケデリックな幾何学模様や90年代的スタイリングもミックスしている。

ミニマルを極めた、
2024年秋冬コレクション

「マックス アンド コー」の今年の秋冬コレクションには、新たな3色のアイコニックな“ロングラン コート”に加えて、トレンチコートやテーラードブレザー、ニットのバリエーションといった、秋冬ならではのエッセンシャルなアイテムがそろう。時代の感性に寄り添いながらブランドのルーツを探る今シーズンのキーワードは「ミニマル」。ホワイト、グレー、キャメルなどのニュートラルカラーと鮮やかな色彩が同居するカラーパレットや、構築的なシルエットで、洗練されたスタイルをかなえる。
MODEL:IS:SUE
PHOTOS:KODAI IKEMITSU(BE NATURAL)
STYLING:KUMIKO SANNOMARU
HAIR:KEIKO TADA(MOD’S HAIR)
MAKEUP:KIE KIYOHARA(BEAUTY DIRECTION)
MOVIE PRODUCE & DIRECTION:TAKERU YATSUSHIRO
TEXT:CHIHARU MASUKAWA

問い合わせ先
マックスマーラ ジャパン
0120-030-535