デンマークの国民的なクマのキャラクター「ラスムス クルンプ」が日本に上陸する。コンサルティング会社のRKホールディングス(東京、犬塚景子・社長)は、同キャラクターの版権を持つデンマークのエグモント・パブリッシング社と日本国内におけるマスターライセンス契約を結び、キャラクター商品、飲食店、出版の3分野の事業を展開する。第一弾としてJAMMY(東京、鈴見純孝・社長)を通じてTシャツやトートバッグなどのキャラクター商品を制作し、11月26日から阪急うめだ本店に期間限定店を開く。さらに「ラスムス クルンプ」の大好物であるパンケーキを看板メニューにしたカフェを来年中に出店する計画だ。
阪急うめだ本店の期間限定店を皮切りに、日本での露出を増やす。11月29日から名古屋・矢場公園で行なわれる北欧イベントに参加し、12月からはインテリア専門店「イルムス」の全国13店舗での商品販売を開始し、来年1月から3月にかけては東京の銀座、京橋、岡山の倉敷にある「デンマーク・ザ・ロイヤルカフェ」でも商品を販売する。3月には渋谷ヒカリエにも期間限定店を設ける。
「ラスムス クルンプ」はデンマーク人作家のハンセン夫妻によって1951年に新聞の連載マンガとして誕生。パンケーキ好きのクマという愛らしいキャラクターと世界中と旅する冒険物語が子どもたちに支持されて、これまでに絵本が25ヵ国で2000万部以上も販売され、玩具や食品をはじめさまざまなキャラクター商品が流通している。