ファッション

20代男女に人気の「クルニ」、創業130年の英国ブランド「ダックス」とコラボ その理由

安藤一彦デザイナーによる「クルニ(CULLNI)」は10月を目処に、イギリスの老舗ファッションブランド「ダックス(DAKS)」とコラボしたカプセルコレクションを発売する。「クルニ」旗艦店(東京・中目黒)とECサイト、「ダックス」のECサイトで取り扱う。今後、「クルニ」はギンザ シックス(GINZA SIX)で9月後半から、伊勢丹新宿本店メンズ館で10月後半から、ニュウマン横浜で11月上旬からポップストア開催を予定しており、通常コレクションと共に本カプセルコレクションも販売するという。

2014年春夏シーズンにスタートした「クルニ」は、ユニセックスかつクリーンなデザインと、イージーケアな機能性によって20代の男女から支持を得ている。今回、1894年創業で今年130周年を迎える「ダックス」がコラボすることについて、正直意外に感じた読者も多いだろう。安藤デザイナーによれば、名古屋の生地屋でたまたま見かけた「ダックス」のファブリックに心を引かれ、「機会があったらコラボしたい」と日本のライセンシーである三共生興に掛け合ったことが始まりだったという。「クルニ」の持ち味であるカジュアルなテイストに、「ダックス」のラグジュアリーなムードを加え、それによってブランドの裾野を40〜50代にも広げたいというブランドの意図と、20〜30代のファンを増やしたいという「ダックス」側の思いが合致した形だ。

カプセルコレクションのラインアップは、ロングコート(18万1500円)、ジャケット(8万5800円)、パンツ(5万2800円)、ボウタイシャツ(5万5000円)、ロゴフーディー(3万3000円)、ロゴTシャツ(2万2000円)などのウエアと、キャップ(1万7600円)やバッグ(3万800円)などの小物を併せた全11型。「ダックス」のアイコンであるハウスチェック柄や、同ブランド製のボタンを使用したほか、「クルニ」が従来から特徴としていたベルト使いをデザインに落とし込んだ。

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