ファッション

セオリー、アクセサリーラインを本格スタート

 「セオリー(THEORY)」が来年1月、アクセサリーラインの販売を本格スタートする。フル・コレクションという形でバッグを拡充し、シューズも数型販売する。「セオリー」の店舗とウェブサイトで購入が可能だ。「セオリー」はこれまでも、何度かシューズを発表している。同ブランドの売上高は10億ドル(約1180億円)に迫っており、アクセサリー市場への本格参入でさらなる拡大を図る。

 バッグには、レザーやスエードを使用。柔らかく控えめなデザインが特徴だ。"アーバン"は、ウエアの15年春夏コレクションで多用したストライプを取り入れ、着脱可能なベルトを配した。シーンを選ばず使えるトートバッグの"シグネーチャー"や取り外し可能なストラップ付きのクラッチバッグの"ポスト"などを取りそろえる。価格はクラッチバッグが295ドル(約3万4800円)"アーバン"が745ドル(約8万7900円)。アンドリュー・ローゼン=リンク・セオリー=グローバルCEOは、「長く持てるシンプルなデザインで、イタリア素材に用いるなど品質にこだわったものにしたい」と話す。

 シューズは、CFDA(アメリカファッション評議会)のファッション・ファンド・アワードを受賞したポール・アンドリューと共に手掛ける。ヒールはフラットで革をクロスしたデザインと、シンプルなブロックヒールのサンダルで、価格はそれぞれ49ドル(約5万8400円)と595ドル(約7万200円)。

 日本での発売も決定している。シューズは路面店で、バッグは全国の店舗で取り扱い、2万9000円?7万4000円で販売する。

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