韓国・ソウルで開催された世界的なアートフェア「フリーズ・ソウル2024」の開催を記念し、統合型リゾート施設「パラダイスシティ」で“パラダイスアートナイト”が9月2日開催された。同イベントにはG-DRAGONやファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)、パク・ソジュンら約2000人の著名人やアーティストなどが来場し、一夜限りのアートの祭典を楽しんだ。
ファレル設立のデジタルオークションプラットフォーム
「ジュピター」とG-DRAGONがコラボ
同イベントでは、ファレル・ウィリアムスが設立した世界初のデジタルオークションプラットフォーム「ジュピター(JOOPITER)」とラッパーやアーティストして活躍するG-DRAGONがコラボレーションしたオークション「Nothing but a ‘G’ Thang: The Art and Archive of G-Dragon」に出品されたアイテムが世界初公開された。G-DRAGONが着用した衣装や自ら手がけたアート作品が並び、多くのメディアやゲストの注目を集めた。
ジョシュ・スパーリングの個展「ワンダー」も一般公開中
今回の“パラダイスアートナイト”では、シンプルでポップな色彩のスカルプチャー・ペインティングで知られるアメリカの抽象芸術家ジョシュ・スパーリング氏の個展「ワンダー(Wonder)」を開催。全68点の大規模な展覧会となっており、今回の展示で初公開の新作も展示される。同展示は「パラダイスシティ」のアート展示スペース「パラダイス・アートスペース」で開催されており、2025年1月31日まで一般公開中だ。
エンタメとアート作品に出合える “アートテインメントリゾート”
「パラダイスシティ」
今回イベントが行われた「パラダイスシティ」は、2017年に韓国・仁川にオープンした北東アジア初の統合型リゾート。33万平方メートルに及ぶ敷地内には、グルメ、ショッピング、アート、カジノ、ラグジュアリースパ、屋内テーマパークなどの施設が充実し、ホテルでバカンスを楽しむ“ホカンス”に最適だ。さらに、施設内には約3000点のアート作品がいたるところに展示されている。歩いているだけでさまざまなアートと出合うことができ、感性と好奇心を刺激する体験と、エンターテイメントを融合した“アートテインメント (ART TAINMENT)”という新たな価値を提案する。
ホテルのエントランスにはペガサスをモチーフにしたダミアン・ハースト(Damien Hirst)の「Golden Legend」が、さらに進むと草間彌生の“大きなカボチャ”「Great Gigantic Pumpkin」など施設を象徴するアートピースの数々が宿泊客を出迎える。
1泊ではもったない。スパ、カジノ、クラブ、テーマパークなど充実の施設
「パラダイスシティ」を楽しみ尽くしたいなら、2泊以上は必須だ。東京ドーム7個分にも及ぶ館内には、1日では回りきれないほど施設が充実している。
日本で言うところのサウナのような温浴施設、チムジル文化とヨーロッパの感性を融合したラグジュアリースパ「シメール」は、「アクアスパゾーン」と「チムジルスパゾーン」に分かれている。「アクアスパゾーン」ではウォータースライダーや、仁川空港からほど近い立地ならではの飛行機の離発着やサンセットが絶景のインフィニティプールなど、異国情緒あふれる空間でリフレッシュできる。「チムジルスパゾーン」では、チムジルバンをベースにしたサウナ施設が複数あり、お好みのチムジルバンで心も体もリフレッシュできる。サウナ好きはぜひ韓国式の“ととのい”を体験してほしい。
屋内型テーマパーク「ワンダーボックス」はファミリーにおすすめの施設。完全屋内型のため天候に左右されることなく遊ぶことができ、屋内には小さな子どもから大人も楽しめるアトラクションがそろう。
「パラダイスカジノ」は、韓国最大の外国人専用プレミアムカジノ。カジノビギナーから上級者まで楽しめるテーブルゲームやマシンがそろう。また、館内施設で使用できるポイントがもらえる、宿泊者ならだれでも参加できる無料のカジノ体験も用意。ルールも簡単で気軽に挑戦できる内容だ。宿泊の記念に運試しをしてみては?
ワンランク上のぜいたくを 「アートパラディソ」
リゾートの中心となる宿泊棟に隣接するヨーロピアン・ブティックコンセプトのホテル「アートパラディソ」でワンランク上のぜいたくな体験はいかがだろうか。館内はブラックを基調としたクラシックな空間で、58室全てがスイートルームのみで構成されている。さらにレストラン&ダイニングバー「セラセ(SERASÉ)」が併設されており、よりプラベートな空間でラグジュアリーな宿泊体験を提供する。
◼︎パラダイスシティ
場所:仁川広域市中区永宗海岸南路321番ギル186