沖縄・石垣島にラグジュアリーホテル「セブン バイ セブン⽯垣」が9月9日にオープンしました。マリンブルーの海と白い砂浜が美しいマエサトビーチに近い同ホテルは、インフィニティープールやファミリープールをメーンに、サウナやバーなどを完備。大人のぜいたくな時間が過ごせるホテルステイにぴったりです。
全室テラス付きで、プールやサウナ付きの客室も用意
「セブン バイ セブン 石垣」は、霞ヶ関キャピタルの連結⼦会社であるファブ ホスピタリティ グループ(fav hospitality group)が手掛けるラグジュアリーホテルで、家族や友人グループなどの多人数向けホテル「ファブ(FAV)」のスタイルを継承しています。
外観や内装、インテリアなどはまるで海外のホテルのよう。ブランディングディレクターを務めるデイビット・ミスキン(David Miskin)は、「あえて石垣島を思わせるデザインにせず、地元の人が遊びに来ても新鮮な気持ちで楽しんでもらえるような雰囲気にしたかった」と話します。客室は全121室21タイプで、石垣の美しい景色を眺められるよう全室テラス付き。プライベートプールとサウナ付きのスイートルームや、ジャグジーを備えた客室などもあり、さまざまなニーズに対応します。
オーシャンビューの広々客室を独り占め
私が泊まった部屋はエグゼクティブバンク(オーシャンビュー)で、ダブルベッド2つと2段ベッドを用意した、最大8人まで宿泊できるバルコニー付きです。石垣島の旅行客の平均滞在期間は3泊だそうで、全ての部屋に洗濯機とミニキッチン、カトラリーを備えているため、中長期滞在が可能。浴室はジャグジー付きとシャワールームの2つで、複数人で使える洗面台も2つ完備しています。マットレスは高級寝具メーカーの「シモンズ(SIMMONS)」で、私は毎晩必ず起きてしまうのですが、この日は一度も起きることなく朝を迎えられました。
個人的に驚いた&嬉しかったのは、コンセントの多さです。キッチンや洗面所、ベッドの枕元にはもちろんのこと、カウンター、ソファの背もたれ部分にまで数個設置。同ホテルのオーナー曰く、「ここよりコンセント数が多いホテルはないと思います」とのこと。自慢げに話してくれました。
サウナとプールで日々の疲れを吹き飛ばす!
プールは家族で入ることができるファミリープールと、2階に20歳以上が利用できるインフィニティープールの2つがあります。インフィニティープールには、水着のまま利用できるサウナと水風呂、外気浴用のチェアもあるため、極上の“ととのう”体験ができ、サウナは男女共用のためカップルでも利用可能。サウナ→水風呂→プールの一連の流れを堪能できます。ここから海を眺めることができるので、解放感バッチリです。
1階の「シーサーサウナ」はプロサウナー集団の「ティーティーエヌイー(TTNE)」が監修しており、ロウリュはシーサーの口から水が放出されるスタイル。水風呂は標準温度の16.5℃と、体の芯まで冷える9℃の温度の異なる2カ所。景色の良いプールを眺めながらの外気浴は至福のひと時です!
レストラン「バティーダ」の新里牛のステーキは絶品!
メーンダイニング「バティーダ(BATIDA)」の夕食は、独創的なラテンイタリア料理を楽しめます。フードのほとんどに石垣の地元食材を使用しており、目玉はメーン料理「石垣島・新里牛ステーキ」です。石垣といえば石垣牛が有名ですが、ここではあえて新里牛を提供。噛めば噛むほど旨味があふれ出す赤みは重すぎず、あっさりとした油なのでコースの中盤でもぺろりと食べられます。
同じレストランでいただく朝食はビュッフェスタイルで、フレッシュなフルーツや野菜、パンなどが並びます。中でも島バナナは、自身でもぎ取るスタイルがユニークでした。
地下にある“真っ赤な空間”に染まった大人なバー「レッド(Red.)」は、デイビットさんイチ推しの場所です。世界各地から集めた200種類のジンやウイスキー、シーシャまである充実したラインアップ。大人数で楽しめるカラオケやビリヤードもありますよ。石垣の夜をこのバーで過ごすも良し、プールやバルコニーで満点の星空を眺めながらぼーっと過ごすも良しです。
今回は1泊2日の短期滞在でしたが、リピートする際は3泊4日ほどしてホテルを堪能し、さらに石垣周辺を探索したいと思います。より星がきれいに見える冬の季節にまた訪れたいです。