三陽商会は、6月末で英バーバリー社とのライセンス契約が終了するのを受け、銀座の直営店「バーバリー銀座店」を同社の複数のブランドを扱う店舗に刷新する。地上6階・地下1階の売り場に「バーバリー・ロンドン」の後継と位置付ける「マッキントッシュ・ロンドン」、「バーバリー・ブルーレーベル」「バーバリー・ブラックレーベル」を継承する「ブルーレーベル・クレストブリッジ」「ブラックレーベル・クレストブリッジ」のほか、同社のモノ作りを象徴する「100年コート」、春から立ち上げる「サンヨー・エッセンシャル」もそろえる。店名は未定。現在9階にある「ポール・スチュアート」も新たにウィメンズやゴルフウエアの取り扱いを始める。秋のオープンを予定する。
同店は銀座8丁目の中央通り沿いに立地する三陽商会の自社ビル。近年は中国を中心にした訪日外国人客の観光スポットになっており、ブランド終了の駆け込み消費も相まって「記録的な売り上げ」(同社)で推移している。引き続き、三陽商会の高品質な商品を世界に発信するショーケースと位置付けていく。