伊藤忠商事が日本でのマスターライセンス権を所有するイタリアのファッションブランド「マリオ・ヴァレンティーノ(MARIO VALENTINO)」は、ジャパンラグビートップリーグに所属する神戸製鋼コベルコスティーラーズと2015‐16年秋冬のオフィシャルスーツサプライヤー契約を締結した。神戸製鋼コベルコスティーラーズの選手および監督やコーチ、スタッフが、公式戦での移動や行事の際に「マリオ・ヴァレンティーノ」のスーツを着用する。「『マリオ・ヴァレンティーノ』が提案する、活動的で品格ある行動的な男性像と、歴史と伝統がある神戸製鋼コベルコスティーラーズのイメージが合致することから、今回の契約に至った。2019年には、日本でラグビーのW杯も開催される。今後、ラグビーにはさらなる注目が集まるだろう」と諸藤雅浩・伊藤忠商事執行役員ブランドマーケティング第一部門長。今後は、広告キャンペーンも行うという。
伊藤忠商事は1991年に、「マリオ・ヴァレンティーノ」の日本でのマスターライセンス権を取得。現在日本で同ブランドのライセンス商品は、年間60億円(小売価格)ほど販売されている。サブライセンシーのはるやま商事は、全国の店舗で選手着用モデルのスーツ(8万8000円)や関連商品を販売する他、イベントの開催も検討しているという。