ファッション

「ジェラール ダレル」の存続が危ぶまれる 破産法適用により管財人の元での運営へ

 パリの商事裁判所は、経営難が続き破産法を申請していた「ジェラール ダレル」のビジネスに対し、財産管理などを行う管財人を指名した。また、2008年に同ブランドを買収した投資会社アドベント・インターナショナルは現在、新たな買い手を探している。一時は売却先が決定する寸前まで交渉が進展したが、売却は難航しているようだ。

 「ジェラール ダレル」は1971年にフランスで創業。バッグを中心にウエアやアクセサリーなどを販売している。シンプルで洗練されたスタイルを追求し、キャリアウーマンの支持を集めた。11年までは、東京スタイルがライセンス商品を手掛けていた。

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