ファッション
特集 ミラノ・コレクション2025年春夏

「みんな違って、みんないい」な2025年春夏「プラダ」のバッグ&シューズ45連発

「自分自身が己のヒーローであれ」という個性を謳歌する思いを込めた「プラダ(PRADA)」の2025年春夏は、さまざまなバッグ&シューズを提案した。千差万別の個性を表現すべく、ランウエイに登場したバッグやシューズには、何一つ同じものが存在しなかったという。

アイウエアが近未来的な一方、シューズはアーカイブからインスピレーションを得た。そのほとんどは、ラフ・シモンズ(Raf Simons)が参画する以前、2010年代以前のものだ。

例えばラフィアを使ったエスパドリーユとオックスフォードシューズを組み合わせたようなデザインは、2011年春夏シーズンが着想源。マルチカラーのボーダーとバロックモチーフ、それにバナナの柄を組み合わせたドレスが主役のシーズンだ。

火が吹くようなデザインのパンプスは、12年春夏から。文字通り、火を吹くようにぶっ飛ばす車にインスピレーションを得たシーズンだった。

トゥの部分を異素材で覆ったペリージェーンのパンプスは、12-13年秋冬から。幾何学的なモチーフを多用して、貴族のようにドレスアップしたスタイルを提案した。

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百貨店、ファッションビルブランド、セレクトショップの2025年春夏の打ち出しが出そろった。ここ数年はベーシック回帰の流れが強かった国内リアルクローズ市場は、海外ランウエイを席巻した「ボーホー×ロマンチック」なムードに呼応し、今季は一気に華やかさを取り戻しそうな気配です。ただ、例年ますます厳しさを増す夏の暑さの中で、商品企画やMDの見直しも急務となっています。

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