中国の巨大eコマースサイト、アリババは8月4日、ゴールドマン・サックス出身のマイケル・エヴァンズを同日付で社長に任命した。エヴァンズ新社長は、アリババの中国外での成長とグローバル化に注力する。昨年のアリババ上場時からインディペンデント・ディレクターとして、経営に参画していた同氏は、中国で20年以上の勤務経験があり、今後、ヨーロッパ、北米、中米、南米、アジアのブランドや小売業者たちとの信頼関係作りを担う。「グローバリゼーションこそ、今後10年におけるアリババの最重要戦略だ」とダニエル・チャン最高経営責任者は語った。