フォッシルグループが11月12日、2億6000万ドル(約317億2000万円)で、米国のウエアラブル端末メーカー、ミスフィットを買収した。これにより、フォッシルグループは、ミスフィットの誇るソフトウエアとハードウエアのエンジニアチームを率いることになる。また、新たな流通ルートをもつことで、ミュージック、フィットネス、医療などの市場拡大を目指す。
コスタ・カーツォティス=フォッシルグループ最高経営責任者(CEO)は、「当社は、腕時計とアクセサリーのプラットフォーム全体でテクノロジーとコネクティビティーを加える重要な機会を得た。ミスフィットの買収により、フォッシルグループはスタイルとテクノロジーの融合をリードし、高成長を続けているウエアラブルテクノロジーとコネクテッドデバイス市場のファッションの独自のポジションを得ることになる」と述べた。
また、サニー・ヴー=ミスフィットCEOは、「弊社はフォッシルグループと力を合わせて、エレガンス、美しさ、耐久性が最優先事項である次世代のウエアラブル端末の先駆けとなることに喜びを感じている」と語った。
なお、ヴー=ミスフィットCEOは、フォッシルグループのプレジデント兼コネクテッドデバイスの最高技術責任者に就任し、経営幹部チームに加わる。