タマラ メロン社は12月2日、デラウェア州連邦破産裁判所に自己破産を申請した。同社は「ジミー チュウ」創業者のタマラ・メロンが2013年に設立し、同名のブランド名でウィメンズのウエアやシューズ、バッグなどを展開している。同社の最大株主はメロン自身で、申請によると同社は100〜199人の債権者に100万〜1000万ドル(約1億2200万?12億2000万円)の債務があるという。同時に提出された会社更生プランが破産裁判所によって認められれば、メロンは60日以内に破産状態を脱し、旧会社を清算し、新会社で商標やドメイン名、知的財産権など事業を引き継ぐ。ただし、会社更生プランは破産裁判所によって認められなければならない。
メロンは「新たな成長戦略の活用により、長く愛されるブランドへと再構築したい」というコメントを発表した。