イタリアのバッグブランド「フルラ(FURLA)」を日本で展開するフルラ ジャパンは4月、契約社員全員を正社員に登用する。対象となるのは、同社で働く310人のうちの約140人。その大半が現在、販売員として店頭に立っている。正社員化に踏み切った経緯について、倉田浩美・社長は「私たちにとってより働きやすい環境を作るのはとても大切なことであり、雇用の安定により『フルラ』が目指す"理想の接客"をさらに追求していくため」と話す。
なお、フルラ ジャパンの2014年度の売上高は86億円で、5年連続2ケタ成長を記録。15年度は国別で最大となる25%のシェアを占めるなど、好調に推移している。また、昨年10月には銀座店を新コンセプトショップとして刷新。商品ラインアップもウィメンズのバッグに加え、シューズやメンズアイテムを拡充している。